米原市 宿場町 古民家改修 報告32-内窓
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
米原市 柏原の古民家改修。
既存の窓に、内窓が付きました。
窓枠部分を利用して、内側にもうひとつ窓を付ける、というものです。
before
after
内窓によって断熱性が上がる要因は、「枠」「ガラス」「空気層」にあります。
「枠」
既存の窓の枠はアルミですが、内窓の枠は樹脂。
樹脂は、アルミよりもはるかに熱を伝えにくい素材です。
「ガラス」
ガラスは、ペアガラスにすると、ガラス自体による断熱+空気の層により断熱効果アップ。
Low-Eという特殊な金属膜が入っているものは、いっそう断熱性が高まります。
「空気層」
そして、既存の窓と内窓の間に、空気層ができます。
ここでも熱の伝わりが抑えられます。
窓1ケ所に内窓を付けるだけでも、立派な断熱工事。
健康、省エネのほか、結露防止、防音にもなります。
大きさ、性能、枚数にもよりますが、住宅省エネ2023キャンペーンの対象でもありますので、
気になる方は、ぜひ今こそ検討してみてください。