滋賀県 大工さん 左官屋さん すべての職人さんが不足します

おはようございます!

こんにちは!

こんばんは!

滋賀県で新築注文住宅の 家づくりや

中古リノベー ションをしている

ベストハウスネクスト/ (地域密着工務店) の吉本です!

なにかとご依頼頂き 有難き幸せでございます・・・が

申し訳ないことですが、ご紹介でもなく全く新規の方からのリフォームは中々廻れずにご迷惑をおかけしているのが現状でして。

新築や性能向上リノベの方はモチロン すぐに対応しております。

さて すぐに対応できない理由というか言い訳?なんですけど、圧倒的に私たちの業界は人で不足なんです。

ヤフーニュースから

年々 大工さんも左官屋さんも減ってきていて この記事のように

1985年は約81万人いた大工さんが 2020年には約30万人 このままいくと2040年 あと7年後には13万人になるそうです。

そこで私達 実務者の現場ではどうなっているかといいますと。。。

職人さんの手間賃が上がっています。

例えば、いままでと同じ手間賃でしたら、職人さんにお断りされてしまう現象が起きつつあります。

実際に左官屋さんなんかは「安い単価の仕事はもうしない」=「人を育てられない」とお話しされていました。

個人的には・・・

いままでが職人さんの手間賃が安すぎたと私は思っています。

事例を計算してみますね。

修行10年、一人前の職人さんにサラリーマンの年収でいいますと、700万くらいは持って帰ってもらえるようにするとします。

月収58万 ボーナスナシという感じで 手取りは家族がいて大体40万円強というところでしょうか。

会社が給与を上の金額を支払うとしたら、社会保険料(会社が半分負担)、車両費等、事務費、道具等の機械損料、施設維持管理費など計算すると2~3倍の粗利益 1400万~は必須。

経営者なら知っている内容です。

1年 365日のうち 週休1日+隔週1日 そして祝日休みとして100日程度お休みとしましょう。

1400万円÷265日=1日の手間賃が約5.3万円。

新築の場合 打合せから始まり大工さん仕事が終わるのが70日程度でしょうか。

70日×5.3万円=371万円 

1棟の新築を建てる大工さんの手間賃は 約371万円となります。

会社 経営者の目線でみると、こんな数字になります。

ローコストで建てたい とにかく安くしたい。

気持ちは大変分かります。

ただ

《今だけ 金だけ 自分だけ》

このまま進めると、職人さんの担い手がなくなり近い将来には困るのは私たちの次の世代の方

お子さんたちですから、その点も考慮して見積を検討ください。