滋賀県 ヒノキ 新築 ヒノキの耐久性って
先日 湖南市でお世話になってます
東寺森林生産組合さんの山に入って
ヒノキを伐倒してきました。
40から50年位のヒノキです。
大体このくらいの年数でしたら
4寸柱に出来るくらい十分の
太さになってますね。
さて
ヒノキってよく耐久性がイイって
聞くこと有りません?
桧は耐久性が圧倒的に優れていますと。
よくたとえに言われるのが
日本最古の木造建築である法隆寺に使われている。
1300年経っても建っていると。
まぁ 確かにその通りなのですが
「チャンと維持管理しているから」。。というのが
抜けていますね、説明に。
日本最後の宮大工と呼ばれる西岡常一棟梁
桧のことを「湿気に強いし、品がいい、
香りもいい、それでいて細工がしやすい。
桧はいい木です」と語っています。
しかしですね わたし台湾に行ったときに
1000年近く育った台湾ヒノキの端材を
買ってきました。
西岡棟梁も薬師寺を施工したときに使った
台湾ヒノキ。
それと。。
甲賀杉の端材を同じように
庭に置いておたら。。。。
同じように腐ってきましたです。ハイ
そりゃそうだ。
湿気とセルロースという腐朽菌が
大好きなモノにポカポカ陽気で一気に
生えてきてきました。
ちなみに・・・
松を使った有名な建物が兵庫県に
あります。
箱木千年家
1000年は言い過ぎ見たいですが
室町時代までは判明しているそう。
ヒノキでも杉でも松でも
手入れをすれば十分 耐久性はあるのです。