押入れを使いやすくプチ改修
こんにちは。現場監督見習いの えりです。
リビングに2つの押入れがあるお家。
![](https://besthouse.cc/wp-content/uploads/2024/06/図面-2.jpg)
リビング側から出し入れする造りですが、
奥行が大きく、奥の物が取りにくいというお悩みがありました。
![](https://besthouse.cc/wp-content/uploads/2024/06/DSC_8359-2.jpg)
![](https://besthouse.cc/wp-content/uploads/2024/06/押入れ1.jpg)
![](https://besthouse.cc/wp-content/uploads/2024/06/押入れ23.jpg)
そこで、お客様ご自身で思いつかれたのが、
廊下側からも出し入れできるように
壁を抜いて、廊下側にも扉をつける、というプチ改修です。
![](https://besthouse.cc/wp-content/uploads/2024/06/図面-24.jpg)
解体してみないと、柱や間柱(まばしら=柱と柱の間にある壁を支える柱)の位置がわかりません。
そこで、まずは少しだけ解体してみて、開口位置を決めました。
![](https://besthouse.cc/wp-content/uploads/2024/06/廊下側1.jpg)
押入れ2の開口を、リビング側から見た写真。
![](https://besthouse.cc/wp-content/uploads/2024/06/DSC_8139-2.jpg)
下半分だけ廊下から出し入れしたいというご要望です。
解体すると、切り口はこのような状態になります。
![](https://besthouse.cc/wp-content/uploads/2024/06/DSC_81502.jpg)
引き続き大工さんがこの仕舞をし、扉の枠を取り付けます。
最後に建具屋さんが採寸して扉を作製し、取り付けて完成です。
![](https://besthouse.cc/wp-content/uploads/2024/06/DSC_8360-2.jpg)
廊下の壁には扉が2つできました。
こうして見ると、もとからあるかのごとく、何の違和感もありません。
奥行の大きい押入れを、両側から出し入れできるように改修するというのは、
とてもいいアイデアだなと思います。
同じ悩みをかかえている方、参考にしてみてください。