ビーだまの家【M様邸】

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中学三年生から幼稚園児まで4人のお子さんがおられるM様。
日々の子どもたちの成長は頼もしいけれど、ふと淋しさを感じるときがあります。
例えば、選ぶ服にかわいらしさがなくなってきたとき、くつのサイズが自分と変わらなくなってきたとき、「ただいま」の声がぶっきらぼうになったとき・・・etc。
新しい家の玄関には家族全員の手形を残しました。まわりには色とりどりのビーだまも埋め込んであります。一番は末っ子のお嬢様の小さなかわいい手形。でも小さい順に並んでいくのではなく、一番上のお兄ちゃんよりもお母様の手のほうが小さくなってしまいます。家族全員がこの家で暮らす日がどんどん少なくなっているのを改めて知ったようで、その時間が愛おしい。
天井まであるくつ箱には泥んこのスパイクシューズ、少しゆがんだスニーカー、ピカピカのビジネスシューズ、ビーチサンダル・・・。それだけで今日の出来事を語りかけてくるよう。
初めてできた4人兄妹それぞれの部屋は、小さいながらそれぞれの個性があふれています。
リビングに飾られた写真にもエピソードがいっぱい。

 

家族っていいものですね。
玄関土間には家族全員のmemorial手形とちりばめたビーだま。

 

玄関は半分を作り付けの下駄箱で間仕切、家族は下駄箱のあるほうで靴を脱ぎます。
ドアを開けても脱ぎ散らかした靴などないのでとてもすっきりした印象です。
コート掛けもあり、大家族としてはとても重宝するようです。
お子さんたちのお友達も遊びに来るとこちら側で靴を脱ぐとか・・・。

 

昼間のひとときは、カーテンを揺らす風と静けさの中に
かすかに聞こえてくる生活の音・・ゆったり時が流れる沈黙の空間。

 

でも 灯かりがともる頃には家族全員が集うにぎやかな空間となります。
「ただいま!」「お帰り!」
の声があって、それぞれの部屋に帰れるように、というのが一番のご希望でした。

 

子どもたちが使う2階のトイレは遊び心がいっぱい。
洗面はタイル張り。
こんな細かなところにも、大好きなものに囲まれる心地よさがあります。

 

少しだけ見えている梁と、一日の時間のうつろいが日差しや影となり降りそそぐ天窓。
この場所がとてもお気に入りの空間だそうです。