ご実家の京町家を建替え、お母様と息子さんと、3世代で住みたい。
そんな願いを叶えた新築住宅です。
思い出が詰まった町家にあった古材を解体後に選び抜き、
材木店の協力を得て磨き上げ、随所に再利用しました。
地松を階段吹き抜けの梁として魅せたり、
仕口の跡が残ったままの板を洗面台カウンターにしたり、
空間のアクセントになっています。
リビングにはペレットストーブも設置、
杉フロアは蜜蝋ワックスで仕上げ、
自然素材たっぷりの空間になりました。
日当たりのよい1階の和室はお母さまのお部屋。
2階をリビングルームにしました。
趣味の音楽ルームの壁はセルロースファイバーで防音もしっかり。
京町家の思い出を感じながら、
新しいくらしが見えてきます。