草屋根のあるCozyな家【Y様邸】




「屋根に登ってびわ湖を見たい!」
こんな夢のような草屋根の家が完成しました。
天窓から屋上に上がれ、四季折々のびわ湖や比良山の景色が堪能できます。又、トイレも、生ゴミも一緒に処理し堆肥として土に戻すコンポストトイレを採用。内部も”木と紙の空間づくり”を実現しました。県内初めての草屋根の家です。

 

■出会い
私たちのホームページをご覧になって、来社されました。まだ20代のお二人です。沢山の工務店や住宅メーカーに行かれた そうですが、住まいに対する想いを伝えても「それは出来ません」「こちらの方がいいですよ」など分かってもらえなかったそうです。そこで私たちは『住まい の想い、夢』をアンケートでお聞きしていきました。そこにはワクワクする言葉が沢山あったのです…

天気のいい日は屋根に上りたい。
シンプル
小さいけれど質感のいい生活
無駄なスペースがないこと
掃除がしやすい。
思いっきり練習が出来るピアノ室。
絵本や楽譜400冊を収納。
などなど…

 

ノルウェイの草屋根は白樺などの樹皮の上に土をのせて芝を植えたもので、断熱性の高い屋根です。
安らぎに満ちた物、安らぎに満ちた体験(cozy)を大切にするノルウェイでは伝統的な民家に屋上緑化が取り入れられていました。

 

夏は草が水分を水蒸気として放散し、水分が気化するときに周辺の熱を奪ってくれるため屋内を涼しくし、冬は厳しい寒さを緩和する断熱材となるのです。
また草屋根は虫などの小さな生き物の生息場所ともなっており、自然環境の保全にも役立っています。
日本でも都市のヒートアイランド現象緩和などを目的に屋上緑化」が推進されていますが、断熱効果に優れ、省エネルギー効果の高い草屋根の家は、そのすばらしい外観もあり、ノルウェイで今また人気を集めているそうです。

 

さて、限られた予算で何処まで「夢」を叶える事ができるのか、設計士とお施主様、そして私たちで何度も図面を考えて施工いたしました。
天窓から屋上に上がると、ただただ一言「気持ちいぃ~」屋根の一番高い所に座って、比良山を眺めながらの水まきは、景色を独り占めしてる気分です。草屋根の手入れとして、夏場は毎日水まきをしなければいけませんが、こんなに気持ちいいのなら、毎日でも平気。

 

夜は星空がぐんと近い。渡る風に身を任せ寝転んでいると、蒼い空を漂っているようで、時も心もゆったり流れていくようです。
若いお二人のテーマは
シンプル
小さいけれど質感のいい生活
無駄なスペースがないこと
選ばれたキッチンは懐かしい理科室のよう。
照明器具は古道具屋で探してこられた昭和初期のもの。

 

柱や梁材は地元滋賀の杉と桧を使用。山から直接購入。床はJパネルという厚さ36ミリある杉材です。2階草屋根部分も同じくJパネルを下地として使用し、そのまま見せています。
また内外部ドアも同じくJパネルで造りました。
断熱は新聞の古紙を再利用したセルロースファイバーを全面に吹き込み隙間がないように施工。

 

階段・玄関はオープンとし、小さい住まいですが開けると開放感のある空間となりました。
工法は大工による手加工・在来軸組み工法で伝統的な継手・仕口で組み固めています。
現在、木造住宅は「早い・安い・均一」のプレカット工場による機械加工が主流ですが、あえて手加工にこだわって工事をおこないました。
手加工でしか出来ない大きな丸太梁の架橋組も見てください。

 

このような仕事が年々少なくなってくる昨今ですが私たちは世界に誇れる日本大工の手加工にこだわり造り続けて行きたいと思っています。
同じ素材で作った収納戸棚がとってもかわいく存在感があります。梯子を上って天井収納部分、そして屋根の上に上がります。
生ゴミも一緒に処理し、堆肥として土に戻すコンポストトイレ。浄化槽に比べるとコストもかかりますが、生ゴミ処理機と同じく自分で出したものは自分で処理し土に戻すという、お客様の気持ちが伝わります。
草屋根もコンポストも、負荷の多い環境に「自分たちでできることから取り組みたい」そんな思いのお客様がどんどん増えています。

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