『かかる』と『かける』を見極める

子供が成長すると、食費(よく食べる)、光熱費(就寝時間が遅くなる)、被服費(オシャレに目覚める)、通信費(高校生のスマホ所有率は90%超)など、家計がどんどん圧迫されてきます。

中でも大きいのは教育費。

そのため、貯金ができず、新築計画を先送りにするしかないことも。

しかし、『かかる』と『かける』を意識することによって家計を改善できるかもしれません。

今日はそんなお話です。

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■教育費を聖域にしない

最近問題になっている教育格差。

親の収入や教育費かける費用が、子どもの学力に影響を与えると聞くと、教育費の節約なんて、なかなか決断できないものです。

しかし、高校・大学と上の学校に進学するほど教育費は増えていきます。

ですから、早い段階で・・・・

『かかるお金(学費など、どうしても必要なもの)』と

『かけるお金(塾や習い事など)』の

見極めをし、必要以上の出費をしないことが大切です。

なお、毎月現金を積み立てていくより、子供に対する医療保障や死亡保障、親の死亡保障などがついた学資保険を利用する方が、万が一の際のリスクを減らせます。

■通信費用もひと工夫

今は幼児や小学生でもスマホを持つ時代です。

ですから、通信費の増加に頭を抱える家庭も多いとか。

お宅はいかがですか?

通信費を抑えるには・・・・

・携帯電話やスマホの料金プランを見直す

・SIMカードやSIMフリー端末を利用する

・プロバイダを乗り換える

・スマホとブロードバンド回線を同一会社にする

・固定電話を解約する

などなど、いくつもの方法があります。

見直しによって、月々1万円以上節約できた人もいます。

■医療保障は必要な分だけ

医療機関や薬局の窓口で支払った額が、暦月(月の初めから終わりまで)で一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度を高額療養制度といいます。

高額療養費では、年齢や所得に応じて、あなたが負担する医療費の上限が定められているだけではなく、いくつかの条件を満たすことにより、さらに負担を軽減する仕組みも設けられています。

それらをよく調べて、必要な分だけ保険に加入しましょう。

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■不安感が『かかる』を『かける』に

「将来何かの役に立つかもしれない」
と教育費を増やしたり、

「大手が安心」「あれこれ検討するのが面倒」
と通信費を増やしたり、

「多めの保障があれば安心」
と家計を圧迫してまで万が一に備えたり。

必要以上に『かける』行動の原因は、あなたの不安感なのかもしれません。

国や自治体のサポートを調べたり、自分の趣味や特技・学力を子どもの教育に活かすなど

『かける』を『かかる』にする方法を探してみませんか?


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